“キャッシング”とは金融機関が個人に対して行う小口融資の事です。
借り手の信用を担保に、比較的少額のお金を貸し付けるサービスの事で銀行や消費者金融会社等が行っています。
金融機関が本人確認を行い、借り手の信用を担保にして貸出しますので物的担保や保証人が不要です。申込みは、店舗の窓口の他にインターネットや自動契約機等からも可能となっています。
担保や保証人が不要といっても、金融機関の方でもさらに保証会社を利用して保険をかけておりますので、資金の回収が出来なくなった際の損失は折り込み済みで運営されています。
申込みの際には審査がありますが、各金融機関の独自の基準に基づいて、融資の可否や利用限度額等が決定されます。このキャッシングを利用する事が出来るのは18歳以上の定職を持つ人ですが、企業に正社員として働いている人の他、自営業やアルバイト等、又、定職を持っている夫が居る専業主婦も含まれます。
働いている人であれば、多くの人が審査を受ける事が可能ですが、審査結果によっては断られる事もあります。
以前までは、審査が通った後に発行されるキャッシング専用のカードを使用して、ATM等からお金を引き出すカードローン方式が以前の主流でした。
しかし、最近では携帯電話やインターネットで申し込みを受け付けて、借り手の口座に融資金が直接振り込まれる等の様々なサービス形態が増えてきており、返済は店舗の窓口やATM、コンビニエンス・ストア等から可能です。
キャッシングの特徴として、一般的な銀行ローン等と異なり、自由な目的で使用する事が出来る事が挙げられます。
「もう少しで給料日が来るけど、それまでの食費が心もとない」とか、「給料日の直前に飲みに誘われてどうしても断れない。」等に利用され、比較的短期間で返済が出来る事を前提に利用される事が多く、銀行ローン等よりも金利が高い事が挙げられます。
又、申込みから審査、融資までの対応が迅速な事もキャッシングの特徴です。即日審査でその日の内に借りる事が可能な業者も多いです。
ネット上でのお申込みが可能な消費者金融会社が多数ありますので、こちらの消費者金融会社の比較サイトを参考に、各会社を比較してみることをおすすめします。
その他、消費者金融会社によるキャッシング以外にも、クレジットカードのサービスとしてのキャッシング機能を利用する事も可能です。
クレジットカードをすでに利用ている場合は、所持しているクレジットカードを使用出来るので、新たな専用カードを発行して貰う必要もありません。契約書などで限度額を確認してみるとよいでしょう。